事例ケース内部の補修
修理・調整事例「ケース内部の補修」
楽器を収めた状態で、楽器に負荷がかかっていないか、またきちんとホールドされているかを確認し、スポンジで補修します。
注)ケース内のスポンジは劣化すると、管体に色移りをする場合がありますので、長期間の保管時にはご注意ください。
NONAKA超軽量パックケース
NONAKA超軽量パックケースは、Selmerの現行機種向けに作られていますので、MARKⅥなどの旧機種を入れると、多少がたつきます。また、発泡スチロール材を使用しているため、長期間使用していると、発泡スチロールが圧縮され、がたつきが発生する場合があります。本事例では、Selmer MARKⅥ(アルトサックス)ですが、がたつきが確認されましたので、スポンジを内側に貼って対応しました。
工房代表所有のテナーサックスケース(Gator GL-TENOR SAX)
H.Selmer MARKⅥを収めるにはちょっと大きめでした。
トランペットケース
これは古いトランペット(NIKKAN TR-134)のケースです。そのままでは、ケースの中で楽器が踊ってしまいますので、スポンジを内側に貼って対応しました。