HBリガチャーHARMONIE
HB LIGATURES HARMONIE
HBリガチャーは、フランスの老舗メーカー Hérouard & Bénard(エルアール&ベナール)社の製品です。ハーモニーモデルは金属製/逆締め/2本締めのリガチャーで、リードを押さえる部分に2つの小さな突起があります。
リードがよく振動し、ムラなく充実した響きでよく鳴ります。その音色も、ほどよく厚みがあり心地よくまとまります。
メーカーオリジナルのラッカー仕上げは華美な色づけが無く素直な音色です。各メッキ仕上げは国内にてメッキ加工した日本仕様で、見た目も美しく、HBリガチャーの特長はそのままに輝きのある音色になります。
ジャンル/スタイルを問わずすべての演奏家の方々はもちろん、くせのないリガチャーですので初心者の皆様にもおすすめです。
エイジドゴールドラッカー(AGL)仕上げ
- ラッカー仕上げは、ゴールドラッカー(GL)、エイジドゴールドラッカー(AGL)の2種類です。
- メッキ加工仕上げは、シルバープレート(SP)、ゴールドプレート(GP)、ピンクゴールドプレート(PGP)の3種類です。※キャップは受注生産となります。
- 受注生産にて、サテンSP、サテンGP、サテンPGP、及びアンティークホワイト、アンティークゴールド、アンティークピンク仕上げもご用意できます。詳細はお問合せください。
- 逆締め/1本締めのアライアンストラディションモデル(B♭Cl、A.Sax)、ネジの無い丸いユニークな形状のLRモデル(B♭Cl、S.Sax、A.Sax、T.Sax)もございます。詳細はお問合せください。
アライアンストラディションモデル LRモデル
- サックス用リガチャーは、ハードラバーのマウスピースに対応しております。
- リガチャーとキャップは別売となります。リガチャーにキャップは付属しておりませんのでご注意ください。
- ご購入の際は、「ご購入方法」をご参照ください。
- 入荷には日数がかかる場合がありますのであらかじめご了承ください。
- 特定商取引法に基づく表記 ←こちらをクリックしてください。
工房代表の試奏レポート
Alto Sax編
AGL仕上げを試奏しました。マウスピースはMEYER、本体はH.SELMER MARKⅥ でしたが、音抜けが良く、カラッとした音色で非常に気持ちよく演奏できます。明るめのサウンド志向の方におすすめです。
注)あくまで個人の感想です。
B♭ Clarinet編
GL、GP、PGPの各仕上げを試奏しました。セッティングは以下のとおりです。
・マウスピース:Vandoren 5RV
・リード:Vandoren 2-1/2
・本体:YAMAHA 650F
GL仕上げは、全体的にカラッと明るい音色で、息が入りやすく吹きやすいです。Alto SaxのAGL仕上げに近い感じがしました。
GP仕上げは、GLより抵抗感が増しますが、音量はアップします。音色はGLと同じ感覚でした。
PGP仕上げは、GPと同じ吹奏感ですが、音量はさらにアップした感覚がありました。高音から低音までバランスよく響きます。
基本的な音色は、総じて明るめです。あとは、抵抗感と音量のバランスで選ぶのが良いと思いました。
ちなみに、キャップとリガチャーと同じ仕上げを選ぶのがお奨めです。どうしてもリガチャーとキャップは擦れてしまいますが、同じ仕上げ同士のほうがキズが少ないように感じます(どちらかが硬いと、柔らかい側にキズがつきやすいです)。
GL仕上
注)あくまで個人の感想です。